2022年7月28日木曜日

【RMA】A-DATAにSSDを交換依頼した 起動デバイスがありません



SSDに装換したPCが2週間ほどで立った頃… 

A-DATAのSSDが沈黙した。今まで、正常に動作していてWindows10もサクサク起動していたのに、なのに、ある日突然。

恐怖のメッセージ。

PCの電源を入れると…。


『起動デバイスがありません』


きゃーーー


あのおぞましきメッセージです。

買ったばかりのSSDだぞ!!

壊れるまでに数万年かかるって祝われてるSSDだぞ!!!

いや。祝われてないかwww


Synology NASに接続しても認識しないし、他のPCに繋いでも全く認識もしないので間違いなく故障です。ということでA-DATAにRMA申請することにしました。

RMAとは、【Return Merchandise Authorization / 返品保証】保証期間内の不良交換のことです。A-DATAのSSDだと3年。上位モデルSU900以上なら5年です。

以下、時系列で記載しておりますが、遅々として進んでおりません。もっとも、ADATAの対応が遅いわけではなく、もっぱら私の腰が重すぎるのが原因です。


■結論

そうそうに結論なんですがw。

交換してもらえました。

手順は、

A-DATAにRMA申請

販売店へ連絡

代理店へ連絡

A-DATAへ連絡


A-DATAへの連絡で初期不良と判断され、それをもとに販売店(ヨドバシカメラさん)へメールで連絡し、今回は、販売店での交換となりました。

無事届きました(2022/10/6)。


■目次

保証期間を確認する    2022/9/13

A-DataへRMAを申請する 

販売店へ連絡する/ヨドバシカメラ

 

■保証期間を確認する

A-DATAのホームページが日本語化されてより読みやすくなりました。

https://www.adata.com/jp/support/consumer?tab=warranty&warranty=warrantyService

シリアル番号の位置を確認する


■A-DataへRMAを申請する

お問い合わせを押す

ADATAオンラインサービスこちらを押す

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製品情報

使用環境(任意)

検証コードを入力して

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画面に表示された受付番号を控える

拡大縮小したら消えた!イジらないでそのまま印刷か写真をとるかキャプチャしましょう。

とっても丁寧な受付完了のメールが届いた。

その翌日、返信が来た。

返信の内容は、[Click Here] のところをクリックしないと、内容が表示されない。

このリンク先は時間が経つと消えてしまうらしくて、改めて内容を見てみようとクリックしても『ページが表示できません』となってました。20日ぐらいで消えたのかな?ちょっと早いなぁ。なので、画面キャプチャかコピペして残しておきましょう。

以下その内容。ほぼ定型文のようです。 

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

お客様には弊社製品の不具合によりご不便をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。 
その症状はフォーマットをかけていただいても同じでしょうか?

またフォーマット自体ができない状況でしょうか?

いずれかの場合、やはり製品不具合の可能性がございます。
購入時期、場所により保証受付窓口が異なりますため、お買上げ間もないようでしたら、メーカー了承済みの初期不良と販売店へお申し出ください。

また、販売店での保証が切れている場合、初期不良期間が終了している場合などはパッケージをお持ちでしたら、パッケージにあります販売元にお問い合わせください。

ADATA以外の会社名が無い場合、パッケージがすでにない場合は、下記へ詳細をお知らせください。
※NTT-Xでのお買上げは初期不良以外も全てNTT-Xが窓口となっております。NTT-Xでお買上げの方はNTT-Xへご連絡ください。 

商品名、色*
お買上げ場所*Amazonや楽天でお買上げの場合は、ショップ名まで記入してください
お買上げ日時*
購入証明の有無*
(購入証明は購入の日付の分かるもの。レシート、Amazonでの購入記録ページ等)
詳しい不具合状況*
使用環境(PC、モバイルなどのデバイス)*

※内部データについては保証内容に含まれません。予めご了承ください。 


お手数をお掛けしますが、何卒宜しくお願いいたします。

********************************
エイデータテクノロジージャパン株式会社
サポート窓口 ほげほげさん

 まずは、ADATAへの直接交渉では無いようです。シーゲートのRMAとかは中国への発送でドキドキものだったんだけどwww

ヨドバシカメラで購入したので、日本語が通じて安心です。

でも『うちじゃーちょっとー』みたいに言われたらどうしよう…。 

 

■販売店へ連絡する/ヨドバシカメラ (2022/09/23)

ヨドバシカメラ修理窓口

https://www.yodobashi.com/ec/support/afterservice/repair/index.html

 


 

ヨドバシカメラさんへ電話してみた。

例に漏れずやっぱり電話は通じない。最近コロナのせいで電話オペレーターがどこも少なくてなかなかつながらないことが多い。しょうがないんだけどね。

日を改めて電話してもつながらない。

で、メールしてみた。  

ヨドバシカメラ様 先日購入し利用していたSSDが動作しなくなりました。 Windows10をインストールし1週間ほど正常に利用しておりましたが、 急に『起動デバイスがありません』と表示されWindowsが起動できなくなりました。 その該当SSDを取り外し、他のPCに接続し動作状況を確認しても もはや認識さえされない状況となっておりました。 A-DATAに問い合わせたところ、『メーカー了承済みの初期不良』と解答をいただきました。 販売店に問い合わせてくださいとのことでした。 ヨドバシカメラさんでの交換になるのでしょうか? 今後の手続き等をお教えていただけませんでしょうか。 東京都千代田区外神田1-1-1 もげもげ もげお 09077778888 ーーーーーーーーーーーーーーーー 注文日:2022年X月YY日 注文番号:123456987 A-DATA エーデータ ASU650SS-480GT-R [SSD 480GB Ultimate SU650シリーズ 3D NAND SATA6Gb/s] A-DATAより頂いたご回答 ーーーーーーーーーーーーーーーー 平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。 お客様には弊社製品の不具合によりご不便をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。 その症状はフォーマットをかけていただいても同じでしょうか? またフォーマット自体ができない状況でしょうか? いずれかの場合、やはり製品不具合の可能性がございます。 購入時期、場所により保証受付窓口が異なりますため、お買上げ間もないようでしたら、メーカー了承済みの初期不良と販売店へお申し出ください。 ******************************** エイデータテクノロジージャパン株式会社 サポートほげほげ ほげた 

 (2022/09/23 16:23)

 

■販売店から連絡が来た

ヨドバシさんから早速返信をいただきました。めっちゃ早い。電話かけるのに翌日までまったのが悔やまれるwww。

2022/09/23 18:06

もげもげ もげお様

平素は格別な引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
メールを確認させていただきました。 ご注文番号:123456987 ご注文商品:ASU650SS-480GT-R [SSD 480GB Ultimate SU650シリーズ 3D NAND SATA6Gb/s] この度はお届けいたしました商品につきまして、初期不良により ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。 今回お問い合わせいただいている件についてですが交換を承ります。 大変お手数ではございますが、お届けいたしました納品書の 裏面にございます「返品・交換のご案内」に必要事項をご記入の上、 商品(付属品・説明書等すべて)、及び納品書と共に下記宛先まで 着払いにて、お送りください。 お手元に納品書が残っていない場合はメモ紙で結構ですので 「①ご注文番号」「②商品名、型番」「③同商品交換をご要望の旨」「④交換理由」 をご記載のうえ、ご発送くださる荷物へのご同梱をお願い申し上げます。 〒210-8585 神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-15 ヨドバシカメラアッセンブリーセンター川崎 ヨドバシ・ドット・コム 商品返品交換受付係 TEL:03-5363-2028 ※ヤマト運輸、ゆうパックの宅急便をご指定いただきます様、お願い致します。 ※万が一に備え発送のお控えは大切に保管くださいます様お願い申し上げます。 弊社に商品が届き次第、交換のお手続きをさせていただきます。 お手続きが完了しましたら、改めてメールにて連絡をさせていただきます。 ご不明な点がございましたら、お手数ですがご連絡をお願いいたします。 この度はご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございません。 ご面倒ではございますがご理解・ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。 2022/9/23 株式会社ヨドバシカメラ お客様サービスセンター 担当:ばーばー ふーふー info@yodobashi.com

着払いで送っておくんなまし。とな。

 

■クロネコヤマト便で発送した (2022/10/4)

クロネコメンバーズのC2ってので送り状を作った。

印刷はカラーじゃないとだめなんだって。カラープリンタ無い家もたくさん有りそうなんだけど。 

簡単メルカリ便みたいな、発送情報を事前登録してクロネコ集配センターでスマホにQRコード表示して端末で読み込ませて伝票出力みたいなのがPCでできないのかな?

その送り状を集配センターに持っていったら受付早かった。お姉さまに渡したら、荷物と伝票をチェックして終わり。

  

■交換品到着した(2022/10/6)

はや!!!

 送った商品の受付の連絡も来たんだけど、


受付時間 2022/10/5 2:27 !!! 

修理担当ばーばーふーふー さん、夜中まで働いておられるようです。

いや驚きです。 ほんとありがとうございます。

 

で、到着しました。 

 2022/10/6 11:30ぐらいだったかな?

クロネコさんも寝てないらしい。www


以前の記事 リンク先は英語です

■保証期間を確認する 2022/7/28

A-DATAの保証内容と保証期間を確認できます。

A-DATA Support Page 保証内容の確認

https://www.adata.com/rs/support/consumer?tab=warranty

A-DATA Warranty Infromation 各商品毎の保証内容の一覧

https://www.adata.com/rs/support/consumer?tab=warranty&warranty=warrantyService



Install MariaDB10 on Synology NAS of DSM7.1

 SynologyのNASにMariaDBをインストールしてみる



Pythonでスクレイピングなプログラムを書いていたら、やっぱりDataBaseを使用したくなった。今まではCentOSでMariaDBを使っていたのだが、CentOSの後継が不透明になってしまい使う気がなくなった。PCでサーバーを作るとメンテナンスが面倒だし、起動しっぱなしだと電気代も馬鹿にならない。ふと、SynologyのNASにMariaDBがあったような気がして、SynologyのPackageCenterで探すとMariaDB10が使用できるのを見つけた。

早速インストールしてみた。

が、WindowsのSQLクライアントHeighSQLから接続できない。

なぜなんだ。。。

MariaDBの設定を使用にも設定画面はどうもなさそう。

ネットにはこの手の情報があまりない。

ので、ブログに書いておくことにした。。

もっといい方法があるかもしれませんが、あったら教えて下さい。



0.環境

SOHO 192.168.0.*

Synology NAS DS418 DSM7.1 192.168.0.8

MariaDB10 (MySQLの派生バージョン) 192.168.0.8

Windows10 192.168.0.52

HeidiSQL(SQLクライアントはお好みで)


1.MariaDBをインストールする


SynologyのNAS上のWeb画面を開きます。

PackageCenterでMariaDBを検索しインストールします。

rootのパスワードを設定します。

MariaDBの設定はこのrootアカウントのパスワード設定ほどしかできません。NAS上で他の設定画面は有りませんので、他の設定はコマンドでの操作になります。ここに気がつくのにあっちウロウロこっちウロウロ状態でした。

 

 2.SSHでNASに接続する

SynologyのNASはDebian系のハードカスタムLinuxだそうです。
なので、SSHで接続すればコマンドでいろいろできるようになります。めっちゃ素敵です。Python3も入っているし、Apacheの入れられるそうです。

NAS側では、SSHサービスを有効化しておかなければなりません。

 


Synology NASの設定画面をブラウザで開く

[コントロールパネル]-

[端末とSNMP]-

[v]SSHサービスを有効化する-

[適用] をクリックする

NASを再起動する(一応) 


 

PCでSSHクライアントを起動し、NASに接続する。


3.MariaDBにアクセスする

PCでSSHクライアントを起動し、NASに接続する。



ここでは、RLoginを使って接続しました。

MariaDBへ接続します。  

$mysql -u root -p<yourpassword>

コマンドは、mysql となっていますが、MariaDBです 。MariaDBはMySQLの後継バージョンにあたります。
無事接続できると次のようなメッセージが表示されます。

Welcome to the MariaDB monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 26
Server version: 10.3.32-MariaDB Source distribution

Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

MariaDB [(none)]> 

 


4.MariaDBにリモート接続用のアカウントを追加する

現状のアカウント情報を確認する。
MariaDB [(none)]> use mysql MariaDB [mysql]> select host,user,password from user; +--------------+---------+-------------------------------------------+ | host | user | password | +--------------+---------+-------------------------------------------+ | localhost | root | *FE40B32563*************************2E749 | | 127.0.0.1 | root | *FE40B32563*************************2E749 | | ::1 | root | *FE40B32563*************************2E749 | +--------------+---------+-------------------------------------------+ 3 rows in set (0.001 sec)


userはroot、hostは、localhost、127.0.0.1、::1が登録されています。

ちなみに、アカウント情報をすべて表示するには次のようにします。 

select * from user;

権限情報がかなりの量が出てきます。これを、手動で設定追加するのは冗長です。

かと言って、レコードのコピーをしてから、hostとuserを変更しようにも、どちらもプライマリキーなのでインサート時にエラーが出ます。

MariaDB [mysql]> insert into user (select * from user where host="localhost");
ERROR 1062 (23000): Duplicate entry 'localhost-root' for key 'PRIMARY'

アカウントを追加するだけなんですが、 

いちばん簡単な方法は、テンポラリテーブルを作成して、プライマリキーを削除してInsertします。

まず、アカウント をテンポラリテーブルにコピーします。

MariaDB [mysql]> create temporary table tmp1 (select * from user where host="localhost"); Query OK, 1 row affected (0.003 sec) Records: 1 Duplicates: 0 Warnings: 0

  コピー内容を確認してみます。

select * from tmp1;

テンポラリテーブルtmp1にコピーされました。 

プライマリキーのカラム(host)を削除します。 

MariaDB [mysql]> alter table tmp1 drop host; Query OK, 1 row affected (0.002 sec) Records: 1 Duplicates: 0 Warnings: 0


userに追加します。
MariaDB [mysql]> insert into user (select 0,tmp1.* from tmp1); Query OK, 1 row affected (0.001 sec) Records: 1 Duplicates: 0 Warnings: 0


MariaDB [mysql]> select host,user,password from user; +--------------+---------+-------------------------------------------+ | host | user | password | +--------------+---------+-------------------------------------------+ | localhost | root | *FE40B32563*************************2E749 | | 127.0.0.1 | root | *FE40B32563*************************2E749 | | ::1 | root | *FE40B32563*************************2E749 | | 0 | root | *FE40B32563*************************2E749 | +--------------+---------+-------------------------------------------+ 6 rows in set (0.001 sec)
host "0"が追加されました。

host"0"をNASに接続するPCのIPアドレスに変更します。このIPアドレスは固定されていなと、PCを再起動したときに変わってしまい非常に面倒です。 

当環境ではPCが"192.168.0.52"固定なのでそれに変更します。
MariaDB [mysql]> update user set host="192.168.0.52" where host="0";

変更できたか確認します。

MariaDB [mysql]> select host,user,password from user; +--------------+---------+-------------------------------------------+ | host | user | password | +--------------+---------+-------------------------------------------+ | localhost | root | *FE40B32563*************************2E749 | | 127.0.0.1 | root | *FE40B32563*************************2E749 | | ::1 | root | *FE40B32563*************************2E749 | | 192.168.0.52 | root | *FE40B32563*************************2E749 | +--------------+---------+-------------------------------------------+ 4 rows in set (0.001 sec)

よさそうですね。

最後にこのアカウント情報をデータベースに反映させます。

これを忘れると、いくらアカウント情報を修正しても全くリモートログインできません。 

 
MariaDB [mysql]>flush previleges;


5.HeidiSQLでMariaDBに接続する

WindowsのSQLクライアントとして有名なものにHeidiSQLがあります。ハイジSQLです。 

定番なのでインストール手順等は他のサイトに譲ります。

セションマネージャーでMariaDBを追加します。


無事接続できれば作業完了です。




お疲れ様でした。

ここまでできれば、HeidiSQLでMariaDBのアカウントを追加したり、Hostを変更したり自由にできるようになります。

ただ、アカウントのデータを弄るときにSSL_chipperでエラーが発生します。

 ERROR 1364: 1364: Field 'ssl_cipher' doesn't have a default value

mysql.user.ssl_chipper

の値を

Y

に変更すると発生しなくなります。



アカウント情報変更したら必ず反映させてください。
MariaDB [mysql]>flush previleges;

よく忘れてパニクる私。