Android端末
USB充電器
MicroUSB
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前回記事 USB充電器高速化!? Android充電がおそいぞ!- OHMタップ編 -
前回の記事OHMのUSB充電機能付タップの高速化の記事につづきまして。
もう少し簡単に、誰でも。。。。
誰でもじゃないかな。ちょっと器用な。。。人ならできる改造法を紹介いたします。
アンドロイド端末を使用しているとあっという間に電池が無くなります。充電器は必需品です。
しかしながら、大電流が取れ急速充電可能なはずなのにやたらと充電時間がかかるときがあります。
これは、Androidが、急速充電が可能かどうかを判断するのに、USB充電器の信号線D+とD-がショートされているかどうかで判断しているためです。
今回の充電器はこちら。
USB Quad Charger Max 2A |
充電電流に2Aも取れるので、急速充電が可能なはずです。しかし、これも充電速度が遅いので、高速化します。
■注意■■■■■■
以下の記事により発生したいかなる損害も当方では関与いたしません。
発煙・発火・火災・感電事故もありえます。
コンセントを抜いた状態で安全確認を十分行った上、自己責任で行なって下さい。
以下の記事の危険性が理解できない人は絶対に行わないで下さい。
■警告■■■■■■■
今回分解できるようなネジ穴が無いので、爪でかしめてあるようです。
強引にこの爪を外して分解もできるでしょうが、綺麗な外装に傷を付けてはスマートではありません。
見た目もキレイに。
スマート改造。
使用する道具は、
・ピンセット
・スズメッキ線 太さ0.5mmぐらい
のみ。
スズメッキ線は購入してもいいのですが、非常に短いものですので、LEDを部品で購入し足を切り落としたもので十分です。
■加工方法
加工方法ですが、USB端子を差し込み口から奥を見てみると、各USBの端子の奥にわずかに隙間があります。
この隙間にスズメッキ線を差し込みD+とD-をショート(短絡)させます。
一般的なUSB端子の部品 |
写真でうまく撮影出来なかったので図にて説明します。
USB端子の短絡加工 |
USBの端子の真ん中の2本がD+とD-です。
これをショートさせるためにスズメッキ線を差し込みます。
①スズメッキ線を加工します
スズメッキ線のサイズは図に示した通り、2.5mm 3mmのコの字型になります。
とくに3mmの部分は必要以上に長いと、USBのコネクタを突き抜け、他の回路に接触しショート、破損、出火などの事故になりますので注意してください。
②スズメッキ線を差し込みます
D+とD-をショートさせるので、真ん中の2本にまたがるようにピンセットで差し込みます。
殆どの場合、きちんと奥まで差し込めるはずです。
これだけです。
この加工でうまく高速化出来ない場合は、スズメッキ線とD+、D-の接触が悪いことが考えられます。スズメッキ線を一度取り除き、そのスズメッキ線のヤスリがけ、若干歪みをつけた上でもう一度差し込んでみて下さい。
取り除くときには、ダイソーのはんだのひっかきツール(?)を使うと簡単に取り外せます。
USB充電器ならこの加工がほとんど使用できるでしょう。
これも無事高速化出来ましたv