2012年8月7日火曜日

USB充電器高速化!? Android充電がおそいぞ!- OHMタップ編 -

USB充電器高速化!? Android充電がおそいぞ!

Android端末
USB充電器
MicroUSB

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アンドロイド端末を使用しているとあっという間に電池が無くなります。充電器は必需品です。

しかしながら、大電流が取れるはずなのに、急速充電可能のものと、遅いものと2種類有ります。

今回購入してみたOHMのUSB充電機能付きタップは1Aの最大出力ながらも、充電がやたらと遅く使い物になりません。
とはいえ、50センチの延長コード+ACコンセント2個+USB2個は非常に便利です。

例えば、ビジネスホテルで
・ミニ無線ルーターをUSBで給電しながら
・スマホの充電。
・パソコンのACアダプタをつないで
・デジカメの充電をする
といった、出張・旅行にありがちなパターンではこのコンセント便利です。いや。ほんとに。


OHM HS-K1197W
USB充電機能付きタップ Max1A

なんとかこれを使いたい。
では、充電が遅いのはなぜでしょう。。。

Androidの場合、急速充電可能な充電器かどうかは、USBのデータ線D+とD-がショートされているかどうかで判断しているようです。たしかに、古いXPなパソコンにAndroidを接続して、1Aもの充電電流をとったらUSBのヒューズが飛ぶか、パソコンがリブートしそうです。

OHMのこのタップ。せっかく1Aもの電流が取れるので、これを急速充電仕様に改造してみましょう。


■注意■■■■■■
以下の記事により発生したいかなる損害も当方では関与いたしません。
発煙・発火・火災・感電事故もありえます。
コンセントを抜いた状態で安全確認を十分行った上、自己責任で行なって下さい。
■警告■■■■■■■


裏蓋を開きます。



USB端子部分のアップ



USB端子のすぐ上に横一列に並んでいる4個のハンダ付け部分が、USBの端子のハンダ付け部分になります。
このD+とD-端子を短絡(ショート)させることで、急速充電が可能になります。
ちなみに、GNDは0Vです。

ショートさせるために、はんだづけします。
多めのはんだを盛り、D+とD-をブリッジさせることで簡単にショートできます。
はんだごてが無い人は、持っている人に頼みましょう。



反対側のUSB端子も同じ加工をして完了!


これで、終わりです。

早くなった!便利!


■Y字ドライバー

このタップ、通常のプラスドライバで分解できそうなのですが、実はY字ドライバーが必要です。
この改造をするために、単品でドライバーを購入してもいいのですが、特殊な専用工具となると1000円~2000円と結構なお値段です。プロの人ならいずれは使うこともあるでしょうが、ちょこっと分解するためだけにこのドライバーを購入するのももったいない。
どうせなら、よくある星ドライバーもこの際購入してもいいし。。。
それなら、ドライバーの頭だけを交換できるようなタイプが無いかとさがしてみると。。。

有りました。

精密ドライバー45本セット 変換名人

- マイナス 7本
+ プラス 5本
六角 8本
星(六芒星)10本
▲ 三角 1本
Y  Y字 2本
★ 星 1本
● まる 1本 まる?リセットボタン用かな?
ピンセット 1本 (先の噛み合わせがずれてるような。。。オマケだなきっと)
 

変換名人 精密ドライバーセット45本入り

変換名人精密ドライバー ビット取り付け

びよーん 変換名人精密ドライバー 延長軸取り付け

Y字2.5mmがあるのでこれで裏蓋を外すことができます。
ちょっとビットが小さいのですが、注意深く回すと十分外せます。
多分Y字3mmがベストだと思われます。


もしこの記事が参考になれば、こちらから購入お願いいたします。m(_ _)m